四万十川にキャンプに行きました。
せっかくなので、帰りに宇和島市に立ち寄りました。
幕末の宇和島藩の動きはとても興味深く、一度宇和島に行ってみたいと思っていました。
幕末時に純国産の蒸気船を作った伊達藩ですが、製造した前原巧山(元の名を嘉蔵)は、細々と提灯張りや細工物などを生業にしていた町人に過ぎず、手先が器用ということで「かの者ならあるいは」と推挙されたという面白いストーリーがあります。現代に生まれていれば優秀な技術者だったことでしょう。
嘉蔵と蒸気船に想いを馳せながら、宇和島市立伊達博物館では伊達家の展示をみて、その後、宇和島市立歴史資料館に移動しました。
歴史資料館の方は、資料館を見たいのではなく、その隣にある樺崎砲台跡を見たいが為に行きました。
樺崎砲台は幕末に伊達藩が攘夷のために築いたものです。(今は跡しかありませんが結構萌えます)
元は宇和島警察署だった歴史資料館は横にあるのでついでに寄ったのですが、明治17年に建てられたとても素敵な西洋建築でした。しかも入館料無料。内部も素敵でこんな家で暮らしてみたいと思うような建物です。
バルコニーから樺崎砲台跡を臨む↓
砲台より歴史資料館を臨む↓
そういえば、宇和島では、何故か食事にありつくことができず(お盆で混んでいたので)
名物の鯛めしや、楽しみにしていた太刀魚巻が食べられず。。。無念。